ピンカド (Pyinkado)

一般名称 ピンカド （バーミーズアイアンウッド ） 色調 辺材と心材の相接する部分はややはっきりしている。 心材部は赤褐色で、時々縞模様が出る。 辺材部は白桃色。　　木目は直線だが、稀に波打つ場合がある。 主な用途 フローリング等の床材・重歩行用床材（屋外など）・家具材・鉄道枕木・船舶材・デッキ材など幅広い。 分布地域 主にフィリピン、マレーシア、ベトナム、ビルマなどの東南アジア地域に分布する科の南洋材。 特徴 耐久性・防虫性に優れており、頑強で傷が付きにくい。 マメ科特有である濃い色調は高級感があり、フローリング等の床材や家具材としても好まれる。 耐水性に関しても樹脂分の働きにより非常に優れており、用途としては重歩行床材やデッキ材と しても重宝されている。 比重が重く、かつて日本の鉄道で枕木として使用されていた事からもその丈夫さがわかる。 バーミーズアイアンウッド（ビルマの鉄木）の名の通り非常に頑強。

マホガニー (Mahogany)

一般名称 マホガニー（ ゴムの木） 色調 辺心材の区分は明瞭で辺材は黄色っぽく、心材は淡紅褐色から淡橙褐色を呈し金色の光沢がある。 主な用途 家具材、彫刻材、楽器、模型、内部装飾材、高級車のダッシュボードやハンドル、シフトノブなど幅 広く使用されています。 分布地域 主にフィリピン、マレーシア、ベトナム、ビルマなどの東南アジア地域や中南米地域で植栽されて いる南洋材。ブラジル原産。 特徴 高級な木材として知られ、成長すると高さ約30メートルになり、中南米に分布している常緑樹。　 マホガニーとは黄金色を意味し、光沢がある木材。心材は淡褐色から暗褐色をしている。軽くて 硬い性質があり耐久性をもち、加工性に優れ、狂いや割けも少ないのが特徴。

ラバーウッド (Rubber wood)

一般名称 ラバーウッド（ ゴムの木） 色調 辺材と心材のの差はほとんどない。灰白色から淡黄白色から淡桃渇色。 主な用途 集成材に加工されて、学習机やテーブルなどの甲板に利用される他、造作材、合板材、パルプ原料 などとしても利用される。 また、ロクロ加工にも適している為、階段の手摺り等に利用されるなど幅広い。 分布地域 主にフィリピン、マレーシア、ベトナム、ビルマなどの東南アジア地域や南太平洋地域で造林されて いる南洋材。ブラジル原産。 特徴 「ゴムノキ」のことで、天然のゴムは約25年すると樹液の収集量が下がるので、伐採して植え替えら れる。材質はやや軽軟で加工しやすく、着色も容易で塗装性に優れているが、やや耐朽性に劣る。 そのままだと腐食しやすいので加工して利用される。

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